以下はサマリー動画です。本編動画(25分45秒)はコチラから。

カゴメ株式会社 代表取締役社長 山口聡氏
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 カゴメの歴史は、1899(明治32)年、創業者である蟹江一太郎が、当時は珍しかった西洋野菜のトマトの栽培に着手し、最初の発芽を見たことに始まる。そのカゴメは、2016年に「トマトの会社から、野菜の会社に。」とのビジョンを掲げて進化を続け、2024年12月期の連結決算では、売上高にあたる売上収益が3000億円超えを達成。各段階利益も過去最高を更新している。


 そのカゴメの強さの理由は何なのか? 本動画インタビューで山口聡社長は、売上3000億円のステージを現実のものとした、これまでのさまざまな取り組みについて語っている。

山口 聡/カゴメ 代表取締役社長

 好業績の要因の一つとして、カゴメの国内事業における野菜飲料の販売が回復していることを挙げている。特に需要喚起のけん引役となっているのは、発売から90年の歴史を持つロングセラー商品「カゴメトマトジュース」だ。リコピンとGABAを含むコレステロール・血圧対応の機能性表示食品としての認知度が上がり、健康志向の中高年男性や美容に関心を持つ若い女性に支持され、出荷量は2022年以降過去最高を更新し続けている。

 好調である反面、課題もある。農業から調達、生産、加工、販売と一貫したバリューチェーンを構築し、農業を起点に新しい価値を提供するカゴメにとって、最も大きな課題は世界的な気候変動だ。生命線のひとつである加工用トマト原料を中長期的かつ安定的に確保していくため、カゴメは気候変動についてさまざまな施策を講じてきた。そのひとつが、2024年1月の米国のトマト加工会社「インゴマー」(カリフォルニア州)の連結子会社化だ。他にも産地の分散化などさまざまな施策を行っている。

 また、本動画では、10年間の長期経営計画の最終年となる2025年の事業戦略についても語られている。国内加工食品事業における需要喚起策とはどういった取り組みか? また、新たな事業領域への挑戦とはどのようなものか? 「トマトの会社から野菜の会社へ。」の次なる展開の試金石となる取り組みとは? 次なる10年計画で目指す姿とは? 山口社長がカゴメの現在地から今後のさらなる進化の展望を語る。

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<動画インタビュー内容>

  • 野菜飲料が好調なワケ
  • 海外企業のグループ化
  • 農業研究への積極的投資
  • トマトの品種改良
  • 自社開発の「ベジチェック」
  • 2025年の戦略
  • 次の10年に向けての展望
(撮影:宮崎訓幸)

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