第5回 取締役イノベーション
特別講演4「部分最適から全体最適の経営へ ー長期的に企業価値を創造/向上させ続ける実践ROICマネジメントー」
開催日:2024年5月16日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
「ROICは有用な指標ではあるが、指標に支配され、事業の責任を追及するだけではROIC経営とはいえない。ROIC構造を起点に、未来へのアクションにつなげることが重要だ」。本講演にて、ROIC経営の在るべき姿とその実践方法を語るのは、オムロングループでCFOなどを務めた経歴を持ち、現在はワコールホールディングス 社外取締役、日本CFO協会 理事を務める日戸興史氏です。
日戸氏は、オムロンにおける具体的な取り組み事例を挙げながら、企業価値を大きく向上させるROICマネジメントの実践方法を解説。さらに、全体最適なマネジメントへのトランスフォーム実現に役立つTOC(制約理論)の有用性を伝えます。
【TOPICS】
- ROICマネジメントとは何か? 何のため、誰のためにするのか?
- ROICマネジメント(=ROICדマネジメント”)でやるべき3つのこと
- ROICを分解して、個別最適で取り組んでいないか?
- 全体最適なROICマネジメントのイメージ
- オムロンでの実践:ROICマネジメントの基本的な考え方と方針、進め方
- オムロンでの実践:ポートフォリオの進化により時価総額が大幅アップ
- 全体最適マネジメントのために有用なTOC(制約理論)
- TOCにおける仕事の「流れ」を改善する仕組み
- オムロンヘルスケアでの導入事例:TOCの活用でヘルスケア事業が第2の柱に
- 全体最適なROICマネジメントの実践で、継続的な企業価値向上の実現へ