* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】で構成しています *
第5回 取締役イノベーション
基調講演「日本のコーポレートガバナンス改革の現状と課題/プログラム構成のポイント 」

開催日:2024年5月16日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 2015年のコーポレートガバナンス・コード導入を契機に進められてきた日本のコーポレートガバナンス改革は、どのような成果を上げているのでしょうか。本講演にて日本のガバナンス改革の現状を解説するのは、明治大学 商学部・教授の三和裕美子氏です。

 世界において、取締役会のモデルは1950年代~60年代までに確立した「Board1.0」から1970年代~2000年代に確立した「Board2.0」、さらにその先の「Board3.0」へと進化しています。このような世界の動向の中で、日本のガバナンス改革はどの程度進展し、どのような課題を抱えているのか。多数のデータとともに、三和氏が解説します。

【TOPICS】

  • “古くて新しい”ステークホルダー論の歴史とコーポレートガバナンスの全体像
  • エージェンシー理論とアカウンタビリティの考え方
  • Board1.0「マネジメントボード」の特徴と問題点
  • Board2.0「モニタリングボード」の特徴と問題点
  • 企業価値創造のための監督・助言を行うBoard3.0へ
  • 日本のコーポレートガバナンス改革の全貌とその成果
  • 日米欧のROE・PER・PBRの比較と、日本企業のROEが低い理由
  • 資本コストや株価を意識した経営とは?
  • コーポレートガバナンス改革の総括と課題
  • 「取締役イノベーション」プログラム構成のポイント