* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】で構成しています *
第4回 取締役イノベーション
「富士通における取締役会の進化(一つの在り方として)」

開催日:2024年2月22日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

役職等は講演時点のものであり、阿部氏は2024年6月24日をもって、任期満了につき同社取締役を退任されています

 これからの取締役会はどうあるべきか。富士通で取締役を務める阿部敦氏は、「取締役会はこうあるべきだという画一的な在り方はないのではないか」と述べます。阿部氏は、法的要件を厳守することを前提に、まず考えるべき要素として2つのポイントを挙げ、これらによって取締役会の在り方は大きく変わってくると主張します。

 また阿部氏は取締役会の進化の一つの在り方として富士通の例を取り上げ、その進化の背景と取締役会の効率性や透明性、客観性を上げるための取り組みについて詳しく解説。富士通をはじめ3社で通算24年間取締役を務めてきた豊富な知見を基に、これからのあるべき取締役会の姿を語ります。

【TOPICS】

  • 取締役会のあるべき姿は、自らが決める
  • あるべき姿は、各社のパーパスによって異なる
  • 取締役会の役割とは何か
  • 富士通が目指す姿-パーパスとそれを実現するための企業像
  • 富士通の取締役会の構成はどう変化してきたか
  • 富士通はなぜ監査役会設置会社を選択するのか
  • 在るべき取締役会を目指して、富士通が行った運営上の工夫や施策
  • 指名委員会、報酬委員会に関わる変化