* 本コンテンツは以下講演の【全文採録記事】で構成しています *
第4回 取締役イノベーション
特別講演6「企業価値向上に向けて、事業再編と取締役会の役割」

開催日:2024年2月22日(木)、24日(土)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 IMDの国際競争力ランキングにおいて、かつてはトップでありながら、今や34位に沈んだ日本。INCJの代表取締役会長/CEOの志賀俊之氏は、日本企業が苦戦を続ける一因として、同一の事業領域に多数のプレーヤーが乱立し、事業再編が進まなかった事実を指摘します。

 なぜ、日本企業では事業ポートフォリオマネジメントが活性化せず、事業再編が進まないのか。「失われた30年」を超えて未来への成長を目指すために、取締役会や社外取締役、経営者にはどのような在り方が求められるのか。日産自動車で最高執行責任者(COO)を務めた経歴を持つ志賀氏が、自身の経験も踏まえ、日本企業の未来を開くヒントを伝えます。

【TOPICS】

  • 日本の国際競争力は、世界トップから34位に
  • 日本製品のプレゼンスは低下している
  • 横並び主義の日本企業
  • 業界再編が進まない日本
  • 日系4社を統合して世界第3位のプレーヤーに―NICJが果たす役割とその実績
  • これからの取締役会の役割「ボード3.0」
  • 社外取締役に求められる3つの心構えと5つの行動
  • 無形資産で企業も人生も豊かに
  • 経営者のリーダーシップとコーポレートガバナンスの補完関係