* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】で構成しています *
第5回 取締役イノベーション
「企業価値向上の実現による日本市場のさらなる成長に向けて~東証の取り組み~」

開催日:2024年2月22日(木)、24日(土)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 長らく続いたデフレから脱却し、堅調な日本株市場。海外投資家と事業会社の買い、個人の売りという構図の中で、なぜ日本株が堅調なのか。その理由や背景についてひもとくのは、東京証券取引所(東証)の代表取締役社長、岩永守幸氏です。

 東証は、20年以上にわたり、上場企業が持続的な成長を実現するためのガバナンス改革を進めてきました。岩永氏は2015年のコーポレートガバナンスコードの策定、2022年の新市場区分の導入など、同社が行ってきた取り組みを紹介した上で、2023年に上場企業に対して要請した「資本コストや株価を意識した経営の実現」について解説。「PBR1倍割れ」に注目が集まりがちな現状を踏まえ、日本企業に求める取り組みへの真意を明かします。

 日本市場がさらに成長するために国内外の投資家から何を期待されているのか。日本株市場を取り巻く動きや、東証の取り組み・サポートについて岩永氏が詳しく解説します。

【TOPICS】

  • 堅調な日本株市場、その背景にあるものとは?
  • 海外投資家から日本市場に向けられる期待
  • 投資家が上場企業に期待するものとは?
  • 東証のミッション-ガバナンス改革の取り組み
  • 東証のミッション-上場企業の企業価値向上へのサポート
  • 市場区分見直しに至った経緯、導入までの動き
  • 新上場「維持」基準適用の経過措置におけるフォローアップ
  • 上場企業に対する東証の要請内容-PBRの1倍割れが問題ではない
  • 上場企業の対応に関する開示状況
  • 日本企業が今後取り組むべきこと―投資者の目線を踏まえて
  • 上場企業と投資家との間のエンゲージメント
  • 東証の上場企業に対するサポート