* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】で構成しています *
第4回 取締役イノベーション
基調講演「日本企業の中長期的な価値向上に向けて」

開催日:2024年2月22日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 日本企業は、どうすれば中長期的に企業価値を向上させていけるのか。その答えを求め「失われた30年間」を振り返るのは、日本総合研究所 理事長の翁百合氏です。翁氏は下がり続ける期待成長率、潜在成長率の原因として、人件費などのコストを抑え海外投資で利益を上げてきた投資の在り方を指摘。内外の賃金格差が広まる中、国際競争力を高めるためには、あることへの投資が不可欠であると説きます。

 世界的なインフレや地政学リスクの高まり、人手不足の深刻化など、企業を取り巻く環境が変化する中、日本企業が中長期的な企業価値向上と持続的な成長を実現していくための具体策とは。翁氏のさまざまな提言から日本企業が進むべき方向性を探ります。

【TOPICS】

  • 失われた30年の原因とは
  • 大企業は何に投資してきたのか
  • 国際的にも低水準な日本の実質賃金
  • 人への投資を主軸とした「新しい資本主義」
  • メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用
  • 人への投資はなぜ企業の成長に結び付くか
  • “人件費は人への投資”-企業の人的投資の今後の方向性
  • 「PBR(株価純資産倍率)1倍割れ」という状況を解決するには・東証の要請に企業はどう反応したか
  • 経営環境の変化を前提に持続的成長を目指す