* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第1回 採用改革フォーラム
特別講演3「東京工業大学のキャリア支援と学生の就職動向について」

開催日:2023年6月14日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Revie

 優秀な理工系学生の採用をめぐり、企業内での選考の早期化が進んでいます。東京工業大では、2023年の卒業生・修了生のうち約25%が就職活動の解禁前に内々定を獲得。一方で、複数の内定を持つ学生が選考を受け続けることで就活が長期化するケースも増えており、同大のキャリアアドバイザー・守島利子氏は「早期選考は企業にとって必ずしもメリットではない」と指摘します。

 守島氏はコロナ禍や就活ルール改正などを背景に、学生を取り巻く就職動向や企業選びのポイントが変化していると示唆。近年の就職活動の傾向について、三つのキーワードを挙げたうえで、最新の就活情勢を反映させたガイドブック作成やOBOG会による企業説明会など、東京工業大のキャリア支援の取り組みを紹介します。

 また守島氏は「学業や研究にウェートを置く理工系の学生は、企業ごとに採用スケジュールが異なる早期選考に頭を悩ませ、これに付随する企業の対応に不信感を募らせることがある」と指摘。学生から年間約500件以上寄せられるキャリア相談の生の声を通じ、「選ばれる」企業になるための課題とヒントを伝えます。

【TOPICS】

  • 「世界最高の理工系総合大学」を目指す東京工業大の概要
  • 学士から博士まで年間約2800件のキャリア相談を受け持つ支援体制とは
  • 「3つのキーワード」で見る東京工業大生の就活動向
  • 選考の早期化がもたらした理工系の就活・学業・研究活動への影響
  • 学生視点から見た就活の課題とアンフェアな採用活動への警鐘