* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第1回 人的資本経営フォーラム
特別対談2「人と組織の持続的成長に向けた『人的資本経営』~その本質と目指す先とは」

開催日:2023年4月20日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 昨今、企業の持続的成長に欠かすことができないとされる人的資本経営。積水化学工業では、2030年をターゲットとした経営戦略「Vison2030」実現に向けた柱として、人材戦略を位置づけ、人的資本経営に目下取り組んでいます。人的資本経営について「人事部門としてやることが本質的に大転換するわけではない」と見解を示すのは、同社取締役執行役員 CHROの村上和也氏です。

 同社では2020~2022年の3年間で人事戦略における新基盤を確立。中でも組織運営の要とする管理職部門の制度改定では、長年運用してきた職能資格制度を、役割を軸とした新しい人事制度に刷新しました。その背景には、適所適材の実現のみならず、人的資本経営に向けた大きな狙いがあるといいます。

 同社はなぜ人事制度を刷新し、どのように人的資本経営を実践しているのでしょうか。学習院大学経営学部教授の守島基博氏との対談の中で、その答え、そして人的資本経営の本質が明らかになっていきます。

【TOPICS】

  • 2030年を見据えた長期ビジョンの実現に向けて
  • 職能資格型から、役割型の人事制度へ
  • 積水化学工業における"人的資本経営"とは
  • 社員が活き活きと挑戦する企業風土の醸成を
  • 部下とのキャリア面談で、まず行うべきこと
  • 人的資本経営における開示の内容は
  • 数字と同時にオープンにしていくべきもの
  • ESGを、どこまで仕組みの中に取り入れていくか
  • (まとめ)真にやるべき具体的課題とひもづく活動をし、開示していく