※本動画コンテンツは、2022年3月10日(木)に配信したJBpress/JDIR主催「第9回 ワークスタイル改革フォーラム」の特別講演1「新しい働き方を広げるリコーの試み」のアーカイブ配信です。
複合機大手のリコーは、現在のペーパーレス化社会を見越して、数年前からオフィスのクラウド化や、オフィス機器で収集したデータの活用などのデジタルサービスを提供する会社への転換を推進。その変化を背後から支えてきたのが、全社を挙げた働き方変革でした。
同社は、働く時間や場所の制約の最小化という目標を掲げ、2017年から働き方変革に注力してきました。そこでは、単なる効率化のための「働きやすい会社」ではなく、社員が「働きたくなる会社」にするために、「カルチャー、制度、人材」という三位一体の変革が重視されました。この中でも大切にしていたポイントの1つが、「社員の自律性」です。
在宅勤務は上司の管理が行き届かないことから、社員が自身の判断で自律的に行動できることが重要です。この実現に向けて、同社では会社と社員の価値観の擦り合わせ、マネジャー教育の強化、社員が自身のキャリアを描くための支援などの取り組みを進めてきました。この結果、社員の自律性が育ち、在宅勤務下でも最大限のパフォーマンスを発揮できる環境をつくることに成功しています。
本動画では、リコーでコーポレート上席執行役員 兼 CHRO 兼 人事部部長を務める瀬戸まゆ子氏に、これからの時代に求められる組織の在り方に触れながら、同社の働き方変革の具体的な取り組みと変遷を詳しく語っています。