古今東西の伝説的なリーダーたちの言動から、ビジネスの学びや気づきを得るための動画番組「ビジネス講談シリーズ」。

 第2回は、徳川家康の家来である依田孫四郎を主人公に描いた物語から、「蘇りの孫四郎」と題した後編をお届けします。

 血気盛んな若武者の孫四郎に、忠義深い三河三奉行の1人である知恵者の本多作左衛門重次、そして家康。

世に有名な家康と三河武士団の強い絆はどのように生まれ、育まれていったのか。部下の潜在能力を存分に生かすために、リーダーはどう行動すべきか。家康と作左衛門、孫四郎の物語から、現代ビジネスにも通じる「強い組織づくり」のエッセンスが見えてくるかもしれません。

※【第1回】『依田孫四郎』より前編「鬼作左と家康公」はこちらからご覧いただけます。

あらすじ

 (前編)酒の勢いで女人禁制の令を破り、家康から処刑を命ぜられた依田孫四郎。「大事の前の小事で優秀な家来を死なせてはならぬ」と上役の本田作左衛門が打った秘策はなんと、酒宴を催し、孫四郎をそっと逃がすことだった。

(後編)なんとか難を逃れた孫四郎主従。家康に恩義を感じながら5年の浪人生活を送る中、ついに天下の大乱が勃発し、家康公の一大事と勇気凛々、小牧・長久手の戦へと乗り出だす。

敵方大将をはじめ多くの首を獲って大手柄を上げた孫四郎のため、また一計を案じる作左衛門。その策のすべてが知れたとき、家康がとった行動とは…。

講談師

 今回、台本と語りを担当してくれたのは、講談師の神田紅純さん。元気よく、はつらつとした芸風が持ち味で、茶目っ気あふれるキャラクターが魅力的な講談師です。

神田紅純

現在、二つ目。三代目神田松鯉(人間国宝)に入門後、神田紅門下に移籍。日本講談協会・落語芸術協会に所属し、寄席や独演会などで精力的に活動している。新作も手掛けるが、真打昇進を目指して古典の大作を習得すべく、奮闘中。好きな言葉は「万芸は一芸に通ず 」「分け登る麓の道は異なれど 同じ高嶺の月を見るかな(寛永宮本武蔵伝より)」。

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