スマホで商品スキャンができる「レジゴー」を拡大中
店舗DXで最優先に取り組むのがレジ周りだ。スマホ端末でお客自身が商品をスキャンし、専用レジで会計を済ませる「レジゴー」は、現在31店舗に導入済み。これを今期中に100店舗まで拡大する。合わせて、現在はお客に専用のスマホ端末を貸し出しているが、4月からは新たにアプリもスタートさせた。これにより、お客は自身のスマホで商品をスキャンすることが可能になる。
また従業員のオペレーション面でもデジタルを活用。昨年開業したイオンスタイル有明ガーデンに導入された人流分析AIは、今期50店舗に導入する計画で、店舗の売り上げアップやロス率改善が期待される。
これに合わせて、今期の組織改編ではエリアカンパニー本部にストアオペレーション部を設け、後方業務のデジタル化を推進。本社の各商品本部にはデジタル活用のベースとなる数値管理を適切に行うべくデジタルチームを新設するなど、デジタルシフトのための組織体制の整備も進めている。