※本コンテンツは、2020年11月20日に開催されたJBpress主催「第2回 リテールDXフォーラム」の特別講演「デジタルに舵を切り、IT小売企業に変革 カインズの戦略とは」の内容を採録したものです。
株式会社カインズ
代表取締役社長
高家正行氏
オンラインで開催された「JBpress DX World 2020」の「第2回 リテールDXフォーラム」で、カインズ代表取締役社長の高家正行氏が講演し、同社が進めるデジタル戦略の狙いと現在までの成果を披露した。
カインズは、1989年に総合スーパーを展開していた、いせや(現ベイシア)から分社・独立したホームセンター企業。店舗数は2020年9月末時点で224店舗、従業員は約1万2000人、2020年2月期の売上高は4410億円を誇り、独立後もベイシアグループの中心企業として活動している(ベイシアグループには作業服・作業関連用品専門店のワークマンもあり、グループ全体の売上高は9435億円〈2020年2月期〉と、1兆円に迫る勢いで成長を続けている)。
高家正行氏は、大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行。その後、35歳でA.T.カーニーに移り戦略コンサルティングを学び、40歳でミスミに転職、2008年に45歳で同社の社長に就任した。2019年から現職で、カインズの「第3創業」を目指している。