写真提供(まいばすけっと):日刊工業新聞/共同通信イメージズ写真提供(TRIAL GO):共同
東京都内で小型スーパーの出店競争が激化している。トライアルホールディングスの「トライアルGO」、イオングループの「まいばすけっと」、埼玉地盤のヤオコーなどが東京市場の攻略に本腰を入れる。少子化が進む日本で、人口増が続く東京は「最後の成長市場」。各社は都市型小型店舗の出店を加速させ、コンビニが強いとされてきた東京の小売勢力図を塗り替えようとしている。東京市場の競争激化の背景と各社の戦略について、月刊『激流』編集長・加藤大樹氏に聞いた。
最後の成長市場、東京市場の獲得競争が本格スタート
──東京都内で小型スーパーマーケット(SM)の出店が相次ぎ、競争がにわかに激化していますね。
【月刊激流】1976年、製配販にまたがる流通業界の専門誌として創刊。スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、百貨店など、小売業の経営戦略を中心に、流通業の今を徹底的に深掘り。メーカーや卸業界の動向、またEコマースなどIT分野の最前線も取り上げ、製配販の健全な発展に貢献する情報を届ける。
加藤大樹氏(以下、敬称略) きっかけの一つは、ディスカウントストア(DS)のトライアルホールディングスが展開する都市型小型スーパー「トライアルGO」の出店でした。2025年11月に西荻窪と富士見台に出店したのを皮切りに、2026年6月期までに13店を予定しています。
この競合に当たるのが、イオングループの同じく都市型小型スーパーの「まいばすけっと」です。近年、東京23区を中心に急成長しており、2025年度は150店、2026年度以降は年間200店以上の出店計画を発表しています。
この他にも、埼玉地盤の食品スーパーであるヤオコーが2025年6月から東京区内への出店を開始。これらを中心に、東京市場を巡る競争が一段と活発化しそうです。






