「ボランティア?五輪の警備はどうするんだ?」

 「スポーツの祭典」ということで、日本国内のトピックスに目を転じると、2020年の東京五輪、サマータイムだなんだと、様々な具体点が問題になっているわけですが・・・。

 欧州の友人たちから指摘されたのが、先のような現実を踏まえての「ボランティア」に関するポイントです。

 つまり、ヨーロッパの観点からは、わざわざすき好んで、組織立ってセキュリティホールを作り出しているようにしか見えない、というわけです。

 そうした人々を、どのような場所に配置するか分からないけれど、よくまあそこまで「ボランティア」が信用できるなぁ、という驚きと言うか、呆れと言うか・・・。

 「ボランティア性善説」の島国具合を指摘されました。

 ベルリンやミュンヘンの友人たちは、防犯、セキュリティの観点から、お金も払わず一般から公募する人間に内部スタッフ業務を任せるという考え方が、特に2020年という時点において全く考えられないと口を揃えます。

 無理もありません。先ほどのテロだって、まだたった1年半前のことですし、ミュンヘンは、1972年オリンピックでイスラエル選手団を惨殺されるテロ事件が起きた現場でもあります。

 例えば、宿泊から自弁のボランティアということは、どこに泊まっているか分からない人間がボランティアとして施設内にやって来るなんて、全く信じられないと指摘されました。

 つまり、爆弾その他を密造しているテロ組織のアジトから「ボランティア」勤務先に直行もできる。