* 本コンテンツは以下講演の【全文採録記事】で構成しています *
第12回 ワークスタイル改革フォーラム
基調講演「コミュニケーションを通じた人材育成における人事評価の役割」

開催日:2024年3月13日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 企業において人材育成の役割は大きく、従業員のワーク・エンゲージメントの向上には、リーダーや管理者の関与が欠かせません。しかしながら、多くのリーダーや管理者は多忙であり、新しい何かをする余地はあまりないのではないでしょうか。このような日本企業の人材育成の行き詰まりを打開するためには、「すでにあるもののリサイクルを考えるのも一手だ」と語るのは、神戸大学 経済経営研究所 准教授の江夏幾多郎氏です。

 人材育成の秘策となる“リサイクル対象”として、江夏氏は人事評価に注目します。人事評価によって、どのように人を育てることができるのか。その方法を、人材育成や雇用関係のあるべき姿とともに、江夏氏が伝えます。

【TOPICS】

  • 組織を組織ならしめるもの
  • リモートワークとコミュニケーション
  • 人を生き生きさせる仕事・環境とは
  • 学習/育成の全体像と経験学習モデル
  • 近年、注目が高まる「越境学習」で重要なこと
  • 社会関係の中での学習に関する諸理論から分かること
  • 日本企業の企業内育成の行き詰まりとリーダー、管理者の繁忙
  • すでにある人事評価を有効活用するという提案
  • 人事評価の実効化におけるフィードバックの重要性
  • コミュニケーションに根ざしたこれからの雇用関係