* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第3回 取締役イノベーション
特別講演2「取締役会の機能発揮に向けた女性登用の意義と実践」

開催日:2023年8月25日(金)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 2023年6月に閣議決定された「女性版骨太の方針」(女性活躍・男女共同参画の重点方針)では、プライム市場に上場企業に対し、2025年をめどに女性役員を一人以上選ぶこと、そして、2030年までに女性役員の比率を30%以上とすることが国の方針として打ち出され、今、日本企業の女性登用をめぐる潮目が大きく変わりつつあります。

 企業が社内の優秀な女性を発掘、登用しないことは「宝の持ち腐れ」であるとし、国を挙げた女性登用を力強く呼びかけるのは、EY新日本有限責任監査法人で理事長を務める片倉正美氏です。

 2023年度のジェンダーギャップ指数が世界146カ国中125位になるなど、日本はいまだ“ジェンダー後進国”の状態にあります。片倉氏は、詳細なデータとともに日本の現状を紹介しつつ、DE&Iが企業にもたらす効果を解説。さらに、EY Japanによる女性の活躍支援の取り組みの中でも特に女性役員層の育成に焦点を当て、具体的なサクセッションプランニング(後継者育成計画)のポイントを伝えます。

【TOPICS】

  • 多彩なプロフェッショナルが活躍するEYのメンバーとして、DE&I活動を推進
  • ジェンダーギャップ指数は146カ国中125位、ジェンダー後進国の日本
  • 上場企業の女性役員をめぐる日本の現状
  • DE&Iは、なぜ企業にとって必要なのか
  • 企業の多様性とイノベーション、財務パフォーマンスの関連性
  • DE&Iの概念と、企業における向き合い方
  • 女性に多く見られる傾向「インポスターシンドローム」とは
  • EY Japanの女性ネットワーク「Winds」による、女性の活躍支援の取り組み
  • 女性役員層の育成1:社内からの女性取締役登用のためのサクセッションプランニング
  • 女性役員層の育成2:社外女性取締役登用のためのサクセッションプランニング