* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第4回 戦略人事フォーラム
基調講演「組織人材プロフェッショナルに求められる視点」
開催日:2023年6月15日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
ジョブ型や人的資本経営など、組織人材マネジメントにおいてもさまざまなバズワードが登場する中、表面的な流行に流される「バズワード人事」に陥ることなく問題の本質を理解することが重要だと語るのは、慶應義塾大学SFC研究所の上席所員である高橋俊介氏です。
高橋氏は、組織人材プロフェッショナルに求められる視点として、表面的な手法ではなく歴史的・社会的な「背景を理解する」こと、精神論や経験的自論に頼らず「科学的に考える」こと、人は経営の中枢であり、経営に必要なものは独自性であることを踏まえ「経営の視点で考える」ことの3つが重要であると説きます。
組織人材マネジメントにおいて、背景を理解する・科学的に考える・経営の視点で考えるために、具体的にどのように問題に向き合い、思考を展開していけばよいのでしょうか。自社の差別化・優位性の創出につながる、独自性ある組織人材マネジメントのヒントを、高橋氏が伝えます。
【TOPICS】
- 組織人材プロフェッショナルに求められる3つの視点とは
- バズワード「ジョブ型」人事の歴史的背景を理解する
- 人材マネジメントを科学的に考える:『天才と発達障害』に見る多様性の大切さ
- 人材マネジメントを科学的に考える:『文化を実験する』に学ぶ遺伝子と文化の相互性
- 経営の視点で組織人材マネジメントを考えるには
- 多くの日本企業がつまづいた、「製品価値」から「ソリューション価値」への大転換
- (まとめ)事業ビジョンとリンクした人材像・組織像、戦略性の高い人材マネジメントを