10月1日の酒税法改正により、ビールの酒税が下げられた一方で、新ジャンル(=第3のビール)は増税となった。ビールの消費拡大に追い風が吹く中、ビールメーカー各社はどのような戦略を描いているのかー。本稿では、Japan Innovation Reviewに掲載したキリンビールの堀口英樹社長、サントリー・ビールカンパニーの西田英一郎社長のインタビュー記事を再掲する。
キリンビール代表取締役社長 堀口 英樹氏
キリンビールはなぜシェアの小さいクラフトビール市場にこだわり続けるのか
堀口英樹社長が語る、強固なブランド体系の構築と将来の成長に向けた柱づくり
今年10月、2017年度の酒税法改正以降2回目となる酒税改正が行われる。前回同様ビールが減税、新ジャンル(=第3のビール)は増税となることから、ビールメーカー各社は市場拡大の好機と見て、ビールの新商品を相次いで投入する予定だ。その中でキリンビールはどんな戦いを挑んでいくのか。同社の堀口英樹社長に聞いた。
▶▶記事を読む
サントリー取締役常務執行役員 ビールカンパニー社長 西田 英一郎氏
最激戦区に渾身の新ブランド投入、「サントリー生ビール」はこうして生まれた
ビールカンパニー社長が語る新設「イノベーション部」の挑戦と新発想
ビール市場で「スタンダード領域」の戦いが激しさを増している。同領域はアサヒビールの「スーパードライ」、キリンビールの「一番搾り」、サッポロビールの「黒ラベル」などがしのぎを削る最大の激戦区。ビール市場の最も大きなボリュームを持つマーケットに、サントリーが新たに「サントリー生ビール」を投入し、攻勢に打って出た。最激戦区に新商品を投入した背景や経緯、ビール市場での今後の勝ち残り策などについて、サントリー取締役常務執行役員でビールカンパニー社長の西田英一郎氏に聞いた。
▶▶記事を読む