W杯のラウンド16でノルウェーと対戦したなでしこジャパン、後半36分に宮澤ひなたが追加点を奪い、3-1で快勝した(写真:ロイター/アフロ)

 8月5日、サッカー女子W杯のベスト16のノックアウトステージでなでしこジャパンは95年W杯の優勝国であるノルウェーと、ニュージーランドのウエリントンで対戦した。

 ノルウェーのここまでの戦いぶりを振り返ってみよう。

大逆転でグループリーグ突破を決めたノルウェー

 A組のノルウェーは、グループリーグ初戦で、地元NZと対戦。後半開始直後にNZが右サイドをドリブルで上がり、センタリングでゴールを決められた。後半終盤のPKのチャンスは決められなかったが、0-1でNZにW杯初勝利を献上する結果となる。

 2戦目のスイス戦では0-0の引き分け。勝ち点1で絶体絶命のノルウェーは、3戦目では勝ち点3を持つフィリピンとぶつかった。

 A組最終戦となるノルウェーvsフィリピン戦の開始前の時点で、スイスは勝ち点5、NZは勝ち点4を獲得している。フィリピンにしてみれば、グループリーグを勝ち上がるためには、ノルウェー戦で絶対に勝利する必要があった。

 そのためフィリピンはこのグループリーグ最終戦に攻撃的布陣で挑んできたのだが、逆にそれがノルウェーのカウンター攻撃を次々と食らうことに。結局ノルウェーが6-0で大勝、ノルウェーはNZに勝ち点4で追いつき、さらに得失点差で上回ったため、2位でグループリーグ突破を決めた。まさに大逆転でのトーナメント進出であった。