日本人経営の店は怖いから中国人経営の店でだけ外食

記者:私は東京都内の食べ歩きが趣味ですが、今年は何軒もの行きつけの日本のレストランがコロナで潰れてしまった。でも不思議なことに、池袋北口の中華街で中国人が経営している中華料理店は、知っている限り一軒も潰れていない。

 それは、日本に住んでいる中国人たちが、相変わらず通っているからだ。店の人と話すと、多くの在日中国人は、日本人の店を恐がって、中国人が経営する中華料理店でしか外食しなくなっているのだとか。中国は多くの危機を経験しているので、わが民族には「危機感DNA」も宿っているのだろう。

運転手:私も西川口の中華街でよく食事するけど、彼らはデリバリーで凌いだりして、結構うまく生き残っているよ。社長の話ではないが、実際に「マスク密売業者」を裏でやっていた中華料理店も何軒かあった。春ごろまでは「本業より何倍も儲かる」なんて鼻息が荒かったけど、夏以降はパッタリみたい(笑)。

記者:これも中国人コックから聞いた話だけど、「最近は中国野菜の方が、日本産の野菜よりもよほど安全だ」と言っていた。日本に輸出される中国野菜は、中国側と日本側の双方で、厳しい安全基準を通過してやって来る。ところが日本の農家は、高齢化が甚だしくて、労力不足からやむなく農薬に頼らざるを得ない。だから日本産の野菜は、しっかり洗ってから調理しているというの。今月上旬に福岡市が、「出荷した春菊から基準値の180倍の農薬が検出された」と発表した時、行きつけの中国料理店の中国人コックに聞いたら、そんな話をしていたわ。