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 正確には、お子さんに教えたりするとき、そのような規則性を教えたりされますでしょうか?

 例えば、5の段は1の位が5と0しか出て来ませんね。

 「5・1=5」「5・2=10」「5・3=15」「5・4=20」・・・

 では、例えば「9の段」の10の位と1の位を足すと、必ず9になる、というのはいかがでしょう?

 9・2=18で 1+8=9、9・3=27 で 2+7=9・・・確かにそうなっています。

 身近で訊いてみると、以外に知らなかった、意識していなかった・・・という人もありました。

暗記・算術・数学:ダメ教育が伸びる芽を摘む

 小学校の算数と、中学以降の数学は何が違うのでしょう?

 一番大きな差は、小学生までは個別の計算をさせる「算術」しか教えないのに対して、中学生には「数理の構造」を含む数学を教えるのです。

 そして、この数理構造、読み書きそろばんを超えた部分が、日本人全般に生活に密着していなかった。

 しばらく前に、元文部科学次官だった人が、高校数学必修を外すという話をし、とんでもないとコラムを記しましたが、実はその根は中学以下のマセマティクスの教育で、数の構造的な論理を教えず、算術未満的な内容を不完全に触っているだけ、だからなんですね。

 これに対して、数理の構造というのは、例えば「プログラミング能力」みたいなことであって、これを伸ばしたい、とブラックボックスを外から眺める経営者などは言う。

 もし本当にそう思うのなら、小学校の最初から、算術ではなく構造的な数学の感覚を伸ばすようにすればよい。

 バイオリンやピアノなど、楽器のレッスンも同様です。