第2回 人的資本経営フォーラム
特別講演3「『人的資本経営』のその先へ ~中長期的な企業価値向上に向けて~」
開催日:2024年4月17日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
2020年9月に「人材版伊藤レポート」、2022年5月に「人材版伊藤レポート2.0」が公表されると、多くの日本企業が「人的資本経営」に注目し、これに取り組むようになりました。しかしながら、「人的資本経営」という用語が急速に広まる一方、本気度を伴わない追随や実践が追いつかないケースが散見されると指摘するのは、伊藤レポートの生みの親であり、一橋大学CFO教育研究センター長である伊藤邦雄氏です。
企業価値向上に向けて、人的資本経営が真に目指すべき姿とは。本講演では伊藤氏が、日本企業における人的資本経営の現在地と課題を整理するとともに、人的資本経営の「その先」を目指すための指針を示します。
【TOPICS】
- なぜ人的資本経営なのか? 「人材版伊藤レポート」が示した変革の方向性
- 人的資本経営に求められる3つの視点と5つの共通要素
- 人的資本経営における12の大きなテーマ
- 人的資本経営の現在地と、新たに浮上したさまざまな課題
- 人的資本経営の「その先」を目指すには
- その先へ(1)究極のパーパスである「幸福(Well-being)」を追求する
- その先へ(2)「フロー(Flow)」状態をいかにしてつくりだすか
- その先へ(3)人的資本開示をめぐるSEC規則改正の動き
- その先へ(4)日本発の人的資本経営――“モデル3.0”で企業変革を