* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第3回 取締役イノベーション
特別対談「人的資本経営の先駆者、丸井グループと考える 持続的企業価値を創造する『人的資本経営』の実現」
開催日:2023年8月25日(金)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
人の成長を企業の成長と捉え、社員の自主性を促す「手挙げ」の制度を導入するなど、先進的な人的資本経営の取り組みを進めてきた丸井グループ。今回、同グループ3代目の経営者として代表取締役社長 代表執行役員 CEOを務める青井浩氏が、人的資本経営の第一人者である一橋大学CFO 教育研究センター長 伊藤邦雄氏と対談を繰り広げます。
対談の冒頭、「日本企業は社員に優しいのか」という問いかけとともに、人的資本経営の問題意識と現在地を確認する伊藤氏。正鵠を射る伊藤氏の質問に応じながら、青井氏は“イノベーションを創出し続ける会社”を目指して取り組んできたという同グループの人的資本経営や企業文化変革について、背景から具体的な取り組み内容まで紹介していきます。
「人こそ企業価値向上の唯一にして最大の源泉である」という熱い思いを共有する両氏。その対談からは、多くの日本企業が抱える人的資本経営の課題と突破口が見えてきます。
【TOPICS】
- 人的資本経営の問題意識:日本企業は本当に社員に優しいのか
- 人を管理する工業社会から、人を企業価値向上の唯一最大の源泉とみなす知識社会へ
- 「イノベーションを創出し続ける会社」を目指す丸井グループの経営改革手法とは
- やらされ感から楽しさへ。丸井グループが注力する企業文化変革とは
- 社員の思いと乖離(かいり)しないために、経営者の意思決定はどうあるべきか
- 日本企業におけるメンバーシップ型雇用の落とし穴とは
- 社員の内発的動機を高める丸井グループの手挙げの文化
- 社員のウェルビーイング向上とイノベーション創出の関連性
- 丸井グループが他社に先駆け人的資本情報を開示する理由
- (まとめ)人的資本経営は禅における「全機現」。長期的な取り組みで社員の能力を引き出せ