本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第17回 DXフォーラム
基調講演「人を幸せにするAI社会の創造に向けて」
開催日:2023年6月29日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
超高齢化・少子化の進行や新興国の台頭などにより、日本企業の地位の低下が危惧されている中、AI・ロボットの利用拡大はこの状況を変えるチャンスにほかなりません。その一方で「日本のAIロボット対する国際的な批判がある」と、早稲田大学教授の高橋利枝氏は指摘します。
そのような状況を踏まえ、高橋氏は日本が取り組むべき2つの対処法を提起します。AI・ロボットに対して日本はどのような考え方を持ち、関わっていくべきなのでしょうか。また高橋氏は人を幸せにするAI社会の実現に向けた概念、「ヒューマン・ファースト・イノベーション」を紹介。持続可能な社会の実現にも結びつくというその考え方とは?
講演の最後には、昨年11月に国連によってまとめられた、AI・ロボットの「デザイン」「ガバナンス」「共生」に関する18の提言が紹介されます。AI社会に適応し持続可能な社会の実現に向けて何が必要なのか。講演を通じその考察を深めていきます。
【TOPICS】
- 日本企業が今後、持続可能になるためには
- AIによる社会のパラダイムシフト Society5.0
- 社会のパラダイムシフトを捉える理論モデル
- 日本のロボットに対する国際的な批判への対処法
- AIによってもたらされるチャンスとリスク
- 「ヒューマン・ファースト・イノベーション」とは
- AI・ロボットのガバナンス等に関する18の提言
- AI社会に適応するために必要なマインドセット
- 人間の創造性や批判的思考と生成AIの関係性
- (まとめ)今後100年持続可能になるために何が必要か