※本動画コンテンツは、2022年5月26日(木)に配信されたJBpress/Japan Innovation Review主催「第1回 取締役イノベーション」の特別講演3「人的資本経営で企業変革を加速化させよう」として再配信された講演のアーカイブ配信です。

「人的資本」や「人的資本経営」という言葉を目にする機会が増えています。その背景には、経済産業省が公表した「人材版伊藤レポート」の中で、人的資本と人的資本経営が強調されたことがあります。なぜ、人的資本経営の必要性が高まっているのか。また、人的資本経営を実践することで企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。本動画では、同レポートをまとめた検討会で座長を務めた、一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄氏自らが「人的資本経営の意義と本質」について解説します。

 レポートの中で、人的資本経営を以下の「3つの新たなパースペクティブ(視点)」で捉えています。

1. 人材をコーポレート・ガバナンスの文脈で捉える
2. 持続的企業価値創造の文脈で捉える
3. 投資家目線の文脈で捉える

 伊藤氏は、これらの「視点」を踏まえた上で人的資本経営に対する理解をより深められ、人的資本経営をてことした企業経営が加速していくとし、「人的資源管理ではなく、人的資本、あるいは資本の価値創造こそが大事である」と強調します。

 動画内では、3つのパースペクティブと5つのファクター(要素)からなる人材戦略モデル「3P・5Fモデル」を紹介。さらに人的資本経営をより高度化させていくために必要な「efficient思想」から「effective思想」への転換を解説します。

「日本を救う道は経営企画部門と人事部門の連携による人的資本経営の徹底実践である」と、期待を込めて語る伊藤氏は、本動画の最後で「2022年度、2023年度が本格的な『人的資本投資元年』になることを願っています」と語りかけます。人的資本経営の意義と本質に触れる内容です。