※本動画コンテンツは、2022年10月26日(水)に配信したJBpress/JDIR主催「第3回戦略総務フォーラム」の特別対談3「企業戦略として取り組む『真の健康経営』~社員の健康/ウェルビーイングが企業価値となる時代へ~」のアーカイブ配信です。

「健康経営」は、世の中や働く人自身の「社員を大切にする会社かどうか」という関心の高まりとともに、日本企業にも確実に広がってきています。レオス・キャピタルワークスの藤野英人氏は、これまで「健康経営銘柄」の立ち上げなど、経済産業省のチームと共にその普及に参画してきました。

 この「健康経営」に関わる2つの重要なキーワードに、「ウェルビーイング」と「人的資本」があります。前者は身体・精神ともに良好な状態を指す言葉であり、後者は人間中心の世界観・経済観を推し進めようとするものです。これらの具体的な施策や取り組みが、収益や社員の働きやすさといった実体を健康経営にもたらし、投資家からの評価にもつながります。

 同時に、健康経営においては、トップのコミットメントも欠かせません。「社員を健康にすることは経営者の務めである」と、経営者自身が腹落ちして実行することが重要であり、昨今は健康経営担当役員を置いて、全社的に取り組む企業も増えています。

 また健康経営に注力する企業は、株価の伸び率が高い傾向にあります。社員が長期的に戦力化して利益を生み出し、ESGやSDGsに着目する投資家からの評価が上がるためです。またコロナ禍では、健康経営銘柄企業の株価下落率が非常に低いことも分かっています。

 本動画ではレオス・キャピタルワークス代表取締役会長 兼 社長・最高投資責任者(CIO)の藤野英人氏と、山野美容芸術短期大学教授の新井卓二氏が、経営環境全体および投資家の観点から、企業戦略としての健康経営について語ります。