※本動画コンテンツは、2022年11月21日に開催されたJBpress/JDIR主催「第2回 人・組織・働き方イノベーションフォーラム」の基調講演「人的資本経営とHRDX(Withコロナにおけるロードマップ)」のアーカイブ配信です。

「失われた30年」はいまだ終わりが見えず、日本経済は長期低迷が続いています。そのような中、政府は人材への投資を推し進める方針を打ち出しました。この潮流は日本国内だけでなく、欧米のグローバル企業においても同様です。付加価値を生む「クリエイティブ人材」への投資は、もはや常識的な考えとなりつつあります。

 本動画に登場する、関西学院大学院経営戦略科 客員教授の落合亨氏は「人的資本経営を推し進めるためには、HR部門の戦略的DXが不可欠である」と語り、人事部門のこれからの課題とチャレンジを5つに整理しています。

 従来の経営と人的資本経営の大きな違いは、「データとテクノロジーを活用し、科学的に意思決定を行おうとしているか」という点にあります。経営資源としてのHR関連データを集約し、HRテックによって客観的に人事の意思決定を行うのです。その目的に向かい、組織と戦略を相互に作用させるためには、どのようなロードマップを描くべきなのでしょうか。

 ウィズコロナの世界がニューノーマルになりつつある今、企業は人的資本経営やHRDXと、どのように向き合っていくべきなのか。これまで約40年にわたって、日本企業をはじめとして、アメリカを中心としたグローバルな企業でもヒューマンリソースマネジメントを経験してきた落合氏が、人的資本経営とHRDXの戦略的な進め方について解説します。