知るぽると(金融広報中央委員会:https://www.shiruporuto.jp/public/)
金融広報中央委員会は、都道府県の金融広報委員会と政府、日本銀行、地方公共団体、民間団体などと一緒に、中立・公正な立場から暮らしに身近な金融に関する広報活動をおこなっています。そのウェブサイト名称が「知るぽると」です。事務局は日銀の情報サービス局にあり、提供される情報は事実上の日銀発と考えていいでしょう。最新情報というよりは、子どもから大人まで金融リテラシー向上をねらったコンテンツが多めです。
投信情報は評価会社と運用会社で
個別投信の仕組みや数値など、細かい部分の一次情報なら専門の評価会社が便利です。同じ種類の他の投信との比較ができるからです。もちろん、当該投信の運用会社のウェブサイトも有用です。
モーニングスター(https://www.morningstar.co.jp/)
米国Morningstar社とソフトバンクの合弁で1998年に設立された投信評価会社で、現在はSBIグループです。一般個人向けに情報提供をおこなってきた歴史の長さとブランド力によって、投信評価のスタンダードのひとつになっています。一般個人向けに提供される豊富な投信情報と詳細な検索システムは、一次情報の入手・確認に便利です。
三菱アセット・ブレインズ(https://www.mab.jp/)
1998年設立の三菱UFJフィナンシャル・グループの投信評価会社です。金融機関向けの評価情報提供が中心ですが、このところメディア記事のニュースソースとして使われる頻度が増えています。私はウェブサイトに掲載される各種レポートなどを報道記事の一次情報チェックのために活用しています。
各投信運用会社
投信の商品情報を確認するには、当該投信の運用会社が最適です。新しい種類や仕組みの投信なら、なおさらそうです。実際に、販売会社のウェブサイトに掲載されている投信情報のほとんどは、運用会社から提供されたもの。とくにメディアで話題になった投信は、運用会社のウェブサイトで確認する習慣をつけたいところです。