2022年02月、福岡市で開かれた企画展「志村けんの大爆笑展」に展示されたバカ殿様の前で「アイーン」のポーズを取る仲本工事さん(写真:共同通信社)

 2022年10月19日夜、ザ・ドリフターズの仲本工事さんが入院先の病院で亡くなった。仲本さんは、前日の朝9時ごろ、横浜市内の道路を横断中に、ワゴン車にはねられ、救急車で病院に搬送されていた。

 当時、仲本さんと妻・純歌さんは週刊誌報道の渦中にあった。とくに週刊誌によって「夫をゴミ屋敷と化した部屋に置き去りにする『モンスター妻』」との烙印を押された純歌さんは猛烈なバッシングに遭っていた。その純歌さんを気遣って、純歌さんが住むアパートに向かうところで仲本さんは事故に遭ったのだった。

 仲本さんがいなくなってしまったことで精神的にダメージを受けた純歌さんは、これまで表立って発言・反論をしてこなかったが、今年2月に著書を出し、いわれなきバッシングへの反論をし始めた。果たして週刊誌の報道は事実を伝えるものだったのか。そして、仲本さんと純歌さんの実際の夫婦関係は――(以下、敬称略)

仲本さんの妻が著書で明らかにした「真実」

 2022年10月に横浜で交通事故に遭って亡くなった元ドリフターズのメンバーだった仲本工事の妻の三代純歌(みだい・じゅんか)が2月1日に「笑顔の人 仲本工事さんとの真実」(リーダーズノート出版)を上梓した。

 仲本と27歳差婚になった経緯などを聞き書きしてもらった内容であるが、純歌といえば仲本が亡くなる直前の週刊新潮の報道を皮切りに「悪妻」「モンスター妻」などと称され、世間のバッシングを受けることになった。

 週刊新潮の取材を受けた仲本は、「純歌に彼ができたために東京と横浜とに別居しているのではないか」、「仲本の世話をしない老人虐待ではないか?」という記者の質問に対し、全面的に否定。「毎日横浜で(純歌と)会っているからどうこう言われる筋合いはない」と言い切った。

 仲本の否定にもかかわらず、週刊新潮は22年10月13日に発売され「ゴミ屋敷で仲本の世話もしていない」という記事を掲載したのだ。これは仲本の前妻との間に授かったKという娘の告白という形にしているが、それがウソであることは仲本の一周忌だった23年10月にJBpressの記事で明らかにしているのでぜひとも参照していただきたい。

(参考)【仲本工事さん一周忌】今も残る不可解な「虐待」「ゴミ屋敷」報道の謎(1)