仕事の生産性は実は人間関係で決まっていた(写真はイメージ)

 私はこれまで24年以上にわたり、PwC、マーサージャパン、アクセンチュアなど外資系大手のコンサルティング会社で人事改革に携わってきました。一貫して行ったのは、「人の目利き」です。外資系や日系の大企業から中堅企業、60社以上で計5万人のリストラと6000名のリーダーの選抜と育成をしてきました。

「リストラされる人」と「選抜される人」の違いは何か? 誰でもすぐ実行できる「選抜される人」になるための具体的なノウハウを、2回にわたって紹介しています。

(前回)「優秀な人ほどムダを排し、ムダを愛する」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53238

(*)リストラされる人と選抜される人の違いについてさらに詳しく知りたい方は、拙著『「ラクして速い」が一番すごい』(ダイヤモンド社)をお読みください。

根回しは「横」から着手する

「ラクして速い」が一番すごい』(松本利明著、ダイヤモンド社)

 どんなに自分の作業スピードを上げても、上司や取引先からダメ出しされてやり直しや手戻りが発生すれば意味がありません。また、部下に仕事を命じてもレスポンスがなければ待機時間ができてしまい、組織の生産性が低下します。つまり、生産性の大半は、上司・先輩、取引先、部下・後輩などとの関係で決まってしまうのです。

 ラクして速く仕事をする人は、他者との人間関係の濃淡のバランスがよく、相手に気持ちよく、自分の意図通りに動いてもらう方法を知っています。

 では、どうすればそんな人間関係を作れるのか?