“上手い”歯医者が、良い歯医者とは限らない

歯医者が提言する「食と健康」 その1

2011.10.17(Mon) 坂本紗有見
筆者プロフィール&コラム概要
坂本 紗有美(さかもと・さゆみ)銀座並木通り坂本矯正歯科クリニック院長
東京歯科大卒、日本矯正歯科学会認定医
「歯科医の仕事はきちんと食べられる口をプロデュースすること」と考え、治療に加え、虫歯予防指導に力を入れている

 人間の身体は日々の食事を通じて身体に取り込む栄養からできています。「食」は健康にとって重要な要素の一つであること皆さんよくご存じですよね。

 「偏食せずに、バランスのよい食事」「できるだけ添加物の少ない食物」「外食を控えておうちごはんを」「野菜中心の食事」――何かしらのこだわりを持って、食事からの健康を考えている人は少なくありません。

 ただ、その前に、もう一つ重要なことがあります。食物は、必ず私たちの口から身体の中に入ります。「口」は食べ物が最初に通過する消化器なのです。ここで、きちんと噛み、食べ物をすりつぶして内臓へと送り込むことで、消化吸収が効果的に行われるのです。

 「食の健康」の第一歩は正しく噛むことから。そして、そのためには、口の中を正しい状態に保つことが重要です。よく噛むことは、小顔効果や肥満防止、記憶力の向上にもつながりいいことずくめです。この連載では「食と健康」を極めるために、歯科医として「きちんと食べられる口」をプロデュースしたいと考えています。

信頼できるホームデンティストとめぐり会おう

 「なんとなく風邪気味」「胃もたれがおさまらない」――ちょっとした症状でも気軽に相談できるホームドクターをお持ちの方は多いと思います。同じように、かかりつけの歯医者=ホームデンティストとめぐり会って下さい。この時、「家から近い」とか「遅くまで診療しているので会社帰りに寄れる」という理由だけで選んではいけません。必ず、「良い歯医者」とめぐり会って下さい。

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経験のない超高齢化社会へと加速していく日本。これからの発展を考える上で、その全ての基盤となる「日本人の健康」は重要性となる。ここでは「健康」について様々な視点で伝えていく。