第3回 CXフォーラム
基調講演「AI(人工知能)はCXをどう変えるか?ー最新の研究に基づく経営現場への示唆ー」
開催日:2024年5月20日(月)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
マーケティングやセールスの現場では、生成AIの導入や活用が進んでいます。本講演にて、「テクノロジーを導入するだけでは、タッチポイントにおける顧客経験(CX)の向上は期待できない」と語り、CX向上につながるAI活用の考え方とマネジメントのポイントを解説するのは、早稲田大学大学院 経営管理研究科(ビジネススクール)教授の川上智子氏です。
川上氏は、CXの長期的な視点の重要性を強調しつつ、カスタマージャーニーにおけるタッチポイントの4つの管理主体とその管理内容を分析。全てのタッチポイントを支援してくれるツールとしてのAIを有効活用するためのマネジメント上の可能性と課題を、事例を交えて解説します。
【TOPICS】
- 「顧客経験」の定義とは
- オフラインとオンラインのカスタマージャーニーを統合したニューアイダ・モデル
- 顧客経験の長期的な視点を持つことの重要性
- 顧客経験における効果測定の方法とは
- タッチポイントの4つの管理主体と管理できる内容を整理する
- 複雑で長期にわたるタッチポイントを支援するツールとしてのAI
- 生成AIの急速な普及と市場規模、業務への導入
- AI活用によるCX向上事例:スターバックスのディープ・ブリュー
- AIモデルの活用事例:伊藤園「お~いお茶」カテキン緑茶
- (まとめ)マーケティングやセールスでAIを有効活用するために