* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第4回 物流イノベーション・フォーラム
基調講演「我が国の物流の革新に向けた取組みの動向」
開催日:2023年12月5日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
物流のひっ迫が懸念される「2024年問題」が目前に迫り、物流業界ではトラックドライバーの労働状況改善と輸送能力の維持を両立すべく、業務効率化への対応が急務となっています。業界の入り組んだ課題に対し、政府がまとめた「物流革新に向けた政策パッケージ」を解説するのは国土交通省物流・自動車局貨物流通事業課課長補佐の運﨑彩香氏です。
「2024年問題は危機的状況だが、課題を是正するチャンスでもある。物流事業者・荷主・世間の『三方よし』を目指してほしい」とする運﨑氏。法の適用で働き方やマネジメントはどう変わるか、また国が描く物流革新の未来とは。最新の動向を紹介します。
【TOPICS】
- トラックドライバーの労働状況と賃金の実態
- 働き方改革関連法の適用で何が変わるか
- 輸送能力の低下による暮らしへの影響とは
- 違反原因行為の実情と働きかけの成果
- 3省庁連携の検討会で指摘された物流業界の課題
- 「物流革新に向けた政策パッケージ」の概要
- 商慣行の見直し―トラックGメンと標準的な運賃
- 物流効率化―物流DXによる標準化
- 荷主・消費者の行動変容―再配達の削減
- 物流革新に向けた政府の見通し