* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第5回 法務・知財DXフォーラム
特別講演1「企業における戦略法務及びDXの推進の課題」
開催日:2023年10月25日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
LNGプラントの建設などを手掛けるエンジニアリング業界最大手の日揮グループでは、法務業務の改革を進めています。グローバルに展開するプロジェクトは巨大化・複雑化する一方で、コロナ禍や国際紛争など不測の事態が多々発生しており、ビジネス環境は厳しさを増しています。日揮ホールディングス執行役員 ジェネラルカウンセルの鞍田哲氏は、「もろもろのリスクに対応すべく、戦略的法務機能の整備は不可避だった」と述べています。
同グループでは、新たなポジションの創設、持ち株会社制への移行によりいったん分散した法務機能の再集約、人材育成、さらにDXの推進等、さまざまな改革を進めてきました。
どのような背景・課題の中で改革はスタートし、いかなる効果が見られたのか。引き続き、どのような改革を推進しようとしているのか。日揮グループにおける具体的な取り組みを紹介します。法務部門の改革やDX推進に携わる方には、必見の内容です。
【TOPICS】
- エンジニアリング業界最大手・日揮グループの概要
- 戦略法務の鍵、「ジェネラルカウンセル」の役割とは
- 日揮グループのガバナンス・法務体制
- 法務部の機能を新たに集約し、「新しい一つの法務部」へ
- 世界水準を目指す法務部の目標と3つのイニシアチブ
- 業務改革推進の具体的な取り組み
- 法務部の人材育成と教育プログラム
- DX推進で解決を目指す法務業務の問題点・課題
- CLM導入の経緯と3つの導入効果