* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第4回 法務・知財DXフォーラム
特別講演「企業価値の持続的成長を支援する、セイコーエプソン 知的財産本部の取り組み」

開催日:2023年5月24日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 知的財産を主管する組織は、企業価値向上のためにどのような貢献ができるのか。今日求められる知財活動のあり方について解説するのは、セイコーエプソン執行役員であり知的財産本部長を務める小林利彦氏です。

 4つのマテリアリティ(循環型経済の牽引・産業構造の革新・生活の質向上・社会的責任の遂行)を特定しているセイコーエプソンでは、事業イノベーションによる社会課題解決の取り組みに尽力しています。

 こうした中、知的財産本部は、「知的財産権だけでなく、ブランドやデータ等を含む広い意味での『知的財産』を価値に変換し、企業価値の持続的成長の実現を支援する」ことをミッションに日々活動しています。

 本講演では、セイコーエプソンにおける知財戦略の推進体制やイノベーション促進の取り組み、知財活用戦略などを具体的に紹介しながら、企業価値向上に貢献する知的財産活動のあり方について解説します。

【TOPICS】

  • セイコーエプソンのパーパス、長期ビジョンと社会課題解決に向けたマテリアリティ
  • セイコーエプソンのサステナビリティ経営:オフィス・ホーム分野
  • セイコーエプソンのサステナビリティ経営:商業・産業印刷分野
  • 成長戦略ストーリー:マイクロピエゾ技術「PrecisionCore」の事例から
  • 知的財産本部のミッションと知財活動の5つの価値階層
  • 経営戦略、事業・開発戦略と知的財産戦略を統合する知財戦略推進体制
  • 知的財産本部によるイノベーション促進(新規ビジネス創出支援・データ利活用/AI活用ビジネスの契約支援・ブランドプロモーション支援)
  • 知財活用戦略「Cカーブ」とは
  • 知的財産本部のバックオフィス効率化の取り組み
  • 企業価値向上に貢献する知的財産活動のあり方とは