コカ･コーラ ボトラーズジャパンの「変革リーダー」を育てる驚きの仕掛け

　国内12のボトラー会社が統合し、2018年に誕生したコカ･コーラ ボトラーズジャパン。企業規模の大幅な拡大をはじめ、近年はコロナ禍や円安などといった外部環境の影響も受け、「ビジネスの在り方、社員に求められるスキルが急激に変化してきた」と、同社の人事・総務本部 ピープル・エクスペリエンス&リレーション統括部長（※講演当時）である東由紀氏は話します。

　同社では「これまでのやり方は選択肢にない」をスローガンに、さまざまな経営変革に着手。2020年には、選抜制の次世代リーダー育成プログラム「コカ･コーラ ユニバーシティ ジャパン(CCUJ)」を立ち上げ、変革の旗振り役となる、次世代リーダー人財の育成や採用にも積極的に取り組んでいます。東氏は、CCUJの具体的な取り組みのほか、3年目を迎えたその成果について詳しく解説します。

　また社内の人材育成のみならず、これまでのやり方にはない、新しいスキルを持った人材を社外から採用することも重視している同社。中途採用者がいち早くスキルを発揮するための独自オンボーディングも実施しているといいます。その施策とは一体どのような内容なのでしょうか。

　現場に変革をもたらす人材をどう育てるか。そのノウハウを多角的に紹介する本講演は、変革リーダーの育成を模索する、あらゆる業種の企業にとって多くの示唆に富んでいます。