現場での情報システム活用を進化させる

 小売業を営む方の中には、DXは“遠い存在”というイメージがある方もいるかもしれませんが、「現場で行われている情報システムの活用を進化させる」という観点で捉えると、多くのヒントを得られるかと思います。

 現場では多くの情報システムが使われています。「POSシステム」「棚割りシステム」「電子棚札」「売り場販売計画システム」「作業割当システム」などが、それに当たります。

 まずは「POSシステム」を使いこなすことです。POSデータで売り上げだけでなく、粗利益、在庫数の管理も強化できます。
次に「棚割りシステム」。陳列データを持ち、POSと組み合わせていくことは小売業にとって必須の課題です。
また、「電子棚札」は以前に比べて能力が上がり(できることが増え)、コストは下がり、活用の時が来ています。
「売り場販売計画システム」と「作業割当システム」は、今後、重要になるところで、後で詳しくご説明しますが、ぜひやっていただきたいところです。

 前述した以外にも、「自動発注」「ネット販促」「人事のシステム」「決済システム」があります。

 「自動発注」を使いこなせると、発注の精度が上がり、粗利益の向上、品切れ削減に使えるようになっていきます。「ネット販促」は今後、さらに積極的に使うべきものです。