ダイナミックな成長を実現させるヤマハ発動機のDX

経営基盤改革から始める3段階の取り組みに学ぶ

山田 典男(ヤマハ発動機 執行役員IT本部長)/2021.6.10

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3つの取り組みで実現する「ヤマハ発動機ならでは」のDX

 ヤマハ発動機のDXの全体像を整理すると、以下3つの取り組みになる。

 ●Y-DX1:「経営基盤改革」による予知型経営の実現
 ヤマハ発動機のマネジメント基盤を刷新。「①徹底的な『見える化』と『一元化』により意思決定をスピードアップ」「②“間接業務”を効率化し、リソースを成長領域にシフト」「③“新しい情報”を活用して『お客様を見える化』し、予知型経営を実現」の3つの目的を実現する。

●Y-DX2:「今を強くする」による既存事業の競争力強化
 デジタルマーケティング、コネクテッド、スマートオペレーション、データ分析というデジタル重点4領域の取り組みで、お客さまに新たな感動を提供していく。中でもコネクテッドの取り組みとしては、インドネシア市場で展開するコネクテッドモーターサイクル「NMAX」と「Y-Connect」アプリを開発。その他コロナ禍では、インド市場向けにバーチャルストアもローンチしている。

●Y-DX3:「未来を創る」により新たなお客さまとつながり、継続的イノベーションサイクルを創出
 従来の延長線上にないチャネルやコラボレーションで、新たなお客さまとつながる。新たな気付きやシナジーを得て、新たな価値・新たな未来を創造。また社内における継続的イノベーションサイクルを構築し、ヤマハ発動機らしい発想でチャレンジしていく。
「これら3つのDX実行に向け、今後も成長戦略投資・基盤投資を行うとともに、コストダウン、キャッシュ創出、リソースシフト、売り上げ・利益増、シェアアップ、そして継続的成長を実現していきます」