番組公式ホームページより

視聴率で2位『ハヤブサ消防団』に大差をつけて独走

 TBS『日曜劇場 VIVANT』(日曜午後9時)の勢いが止まらない。

 8月27日放送の7話の個人全体視聴率は9.3%(世帯視聴率14.1%)で、8月第4週(21~27日)にプライム帯(午後7時~同11時)で放送された全ドラマの中でトップ。2位のテレビ朝日『ハヤブサ消防団』(木曜午後9時)は個人全体5.6%(世帯9.6%)だから、大差を付けている(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 独走の立役者は『半沢直樹』(2013年、2020年)を大ヒットさせた福澤克雄監督(59)。今回は原作も書いた。同時に1話当たり約1億円の制作費が効いている。

 民放のプライム帯のドラマに費やされる制作費は同約3000万円。高視聴率ドラマが続く『日曜劇場』の場合は別格で、同4000万円と見られている。

『VIVANT』はさらに特別であり、TBSと資本で結び付いている国内最大手の有料動画配信サービス「U-NEXT」などで2次利用されることから、国内史上最高額となる同約1億円が費やされている。