「搾取をただすために声をあげてほしい」

アザール:批判の声はSNSなどで多少ありました。「ジャニーさんは亡くなっているのだから触れるのはやめて」と。

 私はそういった声にはこう返答しています。たしかに彼は亡くなったが、まだ裁かれていないことがある。そして私が最も大切だと思うことは、本当のことが言えない文化を変えなければならないということです。

 搾取というものは世界中にありますが、これをただすことができるのは、人々が声をあげることです。先駆者たちの闘いがあり、沈黙の文化は解体される。これが重要です。ですから、声をあげられない人たちに声をあげてほしい。

 闘う力は喜多川氏ではなく、あなたにある。そしてもう一つ私が言い続けたいことは、ジャーナリスト、放送局、新聞、SNSで情報を発信する人、報道に携わるあらゆる方々は、自分たちの場所で声をあげるべきです。黙殺をやめるべきです。

【訂正履歴】
本文2ページ目、「声をあげた勇敢な被害者の方と対話の機会を持ち」を「声をあげた勇敢な被害者の方に補償し」と修正しました。