仕事で使うツールと言えば、パソコン。パソコンの使い勝手をよくすることは、生産性向上に直結する。今回は主にMacユーザーに向けて、パソコンの使い勝手や作業効率を高める方法を紹介しよう。
アップル情報専門誌「Mac Fan」の編集長、原 清氏にMacのおすすめアプリを聞いたところ、17のツールを挙げてくれた。9月後半にリリースされた最新のmacOSでは、これまでよりも作業を高速化でき、データの整理が行いやすくなっている。それらの新機能と、以下に紹介するアプリを併用することで、生産性を大きく向上させることができるはずだ。アプリの名前と原編集長のコメントを紹介する。(取材・文/安齋 慎平)
「Mac Fan」編集長がオススメする17のアプリ
・Slack
https://slack.com/intl/ja-jp
「ビジネス向けチャットツール。SNSでチャットする感覚で気軽にダイレクトメッセージを送り合ったり、グループチャットでチーム全体とやりとりをすることができ、チームコミュニケーションを円滑化し、情報共有の質を高めてくれます。WEBブラウザだけでなく、iPhone/iPad、Macアプリが用意されているほか、ファイル共有や検索性能にも優れ、GoogleカレンダーやSkyapeなど他のツールとの連携のしやすさも魅力です。同様の機能を搭載したビジネスチャットツールは多数存在しますが、『Mac Fan』編集部ではSlackを使っています」
・1Password
https://1password.com/jp/downloads/
「Webサービスのログインなどで必要となる、ID・パスワードを管理するアプリ。マスターパスワードという1つのパスワードさえ覚えておけば、Apple ID、Dropbox、Googleなど様々なサービスのパスワードを一括管理できます。2018年5月にMacの1Passwordがバージョンアップされ『1Password7』が使えるようになっています」
・Trello
https://itunes.apple.com/jp/app/trello/id1278508951?mt=12
「ふせんのような感覚でタスクを管理できるツール。各々のタスクをボード上に登録すると、『未着手』『着手』『確認待ち』といったステータスを付けることができます。それをリスト間で移動させることで、自分のタスクがそれぞれどのような状態なのか把握可能です。ボードはチームで共有することもできるほか、iOS/Androidアプリも提供されているので、スマホからでも操作できます」