うっかり飲みすぎたお酒のせいだろうか、迂闊なことに大晦日の夜はNHKの紅白歌合戦も見ずに早くから寝入ってしまった。しかし、悪夢で目が覚めた。

日本の国債暴落という悪夢

2010年 上期ランキング
順位 タイトル
1 なぜ私は救急患者の受け入れを拒否したのか
2 海自に衝撃・中国海軍の実力
3 北朝鮮:無謀で邪悪で危険な存在
4 優秀な技術者が「無能化」していく悲劇
5 「アホか」と言われたイベントに家族が涙する理由
6 普天間基地移設は本当にできるのか
7 北朝鮮問題:悪夢のシナリオ
8 霞が関で一番のヒマ人は事務次官!?
9 戦場で明らかになる「男女平等」の限界
10 米国に力を見せつけた中国の最新鋭潜水艦

 2011年に、日本の国債がついに大暴落、リーマン・ショックから立ち直りかけた世界経済が、それを機に大恐慌へと突入していくものだった。

 日本の大都市にはその日の食料もない人たちがあふれ返っている。至る所で喧嘩に暴動・・・警察は全く手に負えない。

 飛び起きて時計の針を見ると11時59分。そうか。まだ2010年だった。2011年の初夢にならなくて良かった~~。

 いくら朝の早いオヤジでもここで起きてはさすがにまずいと思い、気を取り直して寝ることにした。

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 1月の通常国会。政府から日本の新しい成長戦略と国家ビジョンが示され、野党とは前向きな議論に終始し予算審議が粛々と進められている。2010年までの日本とは大きく違う。

 政府が掲げたのは、2010年までの世界で最も社会主義的だった政策とは一転した「豊かな競争社会」だった。

 競争より平等を重んじる社会は精神の退廃を招き、企業や個人の国際競争力を削ぎ、国家を衰退させる。そのことを民主党政権は政権交代から16カ月の間に学んだのだった。

 競争によって成長を促しながら、一方で弱者をいたわるという日本の良き精神文化を改めて推奨した。