連日の雨から一転、どんどん暑くなってきた今日この頃、皆様いかがお過しだろうか。盛岡も連日、晴天が続き、東北もすっかり夏めいてきたようだ。

 さて突然だが、皆様のストレス解消法は何だろうか。スポーツ、ドライブ、カラオケにゲーム・・・娯楽の多様化した現代、いろいろなストレス解消方法があるだろう。私のストレス解消方法は原始的ではあるが、何といっても食べること。次がコミックを読むこと。そして今、気づいてしまった・・・この2つを合わせた究極のストレス解消法、それは「食コミック」ではないかと。

 そう、世はまさに食コミック戦国時代(たぶん)。本格グルメコミック、少年マンガ食コミックの王道、料理バトルコミック、1人メシコミックに、昨今流行の2人暮らしごはんコミックなどなど。個性的な食コミックたちが日々書棚の覇権をめぐって争っているのだ(きっと)。ならば、今回のテーマは「食コミック」に決まりだ。

無性に懐かしい駄菓子の数々

 1冊目は、駄菓子をテーマにしたコミック『だがしかし』(コトヤマ著、小学館)。

『だがしかし 1』(コトヤマ著、小学館、463円、税込)

 とある田舎の駄菓子屋の息子「ココノツ」はある日、大手菓子メーカー「枝垂カンパニー」の社長令嬢・枝垂ほたると出会う。彼女はココノツの父・ヨウを枝垂カンパニーに引き入れるべくやって来たのだった。

 彼女の要請に対し、「息子が駄菓子屋を継いでくれるまではここを去ることはできない」と断るヨウ。しかし、肝心の息子、ココノツは、駄菓子屋としての才能の片鱗を見せつつも、夢は漫画家で店を継ぐ気は毛頭ない。そこで、ほたるは“ココノツに駄菓子屋を継ぐ決心をさせたなら会社に入る”という約束をヨウと交わすのだった。本書は常にハイテンションで駄菓子の魅力を語る、ほたるとココノツの駄菓子コメディーコミックである。