焼き鳥5本以上は要注意、
「プリン体」摂取の危険水域とは?

誤解だらけのプリン体と痛風(後篇)

2015.02.20(Fri) 漆原 次郎
筆者プロフィール&コラム概要
酔いに迷える群れ、日本の「サラリーマン」─アーバントライブ(6)

飲酒は適量に。仕事を終えた後に酒を飲むサラリーマンたち。神奈川県横浜市にある居酒屋にて(2014年10月3日撮影)〔AFPBB News

 持病の人はもちろん、そうでない人も「痛風」という病の激痛ぶりは知られるところだ。痛風になってしまった人は可能なかぎり再発を防ぎたいだろう。痛風になっていない人はできればならないまま一生を過ごしたいもの。

 そんな痛風や、痛風の原因物質として知られる「プリン体」について前後篇で学ぶべく、プリン体の代謝などを研究している帝京大学薬学部教授の金子希代子氏に話を聞いている。

 前篇では、プリン体は本当は体に欠かせない物質ながら、過剰摂取すると最終代謝産物である尿酸が結晶化し、それが痛風につながるという話を聞いた。

 後篇では、痛風を避けるための具体的な方法について、食生活を中心に聞く。痛風のリスクを高める食品はどのようなものか。そして「プリン体ゼロ」を謳うお酒はどのくらい効果的なのか。

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1975年生まれ。神奈川県出身。出版社で8年にわたり理工書の編集をしたあと、フリーランス記者に。科学誌や経済誌などに、医学・医療分野を含む科学技術関連の記事を寄稿。日本科学技術ジャーナリスト会議理事。著書に『日産 驚異の会議』(東洋経済新報社)、『原発と次世代エネルギーの未来がわかる本』(洋泉社)、『模倣品対策の新時代』(発明協会)など。


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