経営のためのIT活用実学

「ソーシャル」に走って忘れられている大事なこと「地上戦」を避けていると痛いしっぺ返しに遭う

2013.04.24(水)  横山 彰吾

都心で会社を営んでいると、お客様以外の様々な会社との接触が頻繁にある。その中で、「こういうのは良くないだろう」と思えることが立て続けにあった。

 まず、ある広告関係の会社から1週間に3回売り込みの電話がかかってきた。それも、毎回異なる営業の方である。そのたびにこちらは、断るのと同時に「御社の方から昨日も電話がありましたけど・・・」とお伝えするのだが、それに対し詫びの言葉は述べるのだが、さして反省している様子もなかった。

 それぞれの営業担当者がコールドコールをする先をリストアップして、個別に連絡をしてきているのは容易に想像がつく。売上目標に追われるのは大変だろうな、とは思うが、いかんせんこちらからすると迷惑な話で、その会社の印象がどんどん悪くなってくるものだ。

日頃取引があるのにそれを知らない営業担当者

 またほぼ同時期に、ある印刷関係の営業の方から、挨拶に訪問したいとの電話をいただいた。こちらは普段から、細々とではあるが継続的に発注している会社だ。通常は営業を通さずに発注しているので、たまには、ということだろうと思い会ってみることにした。

 そうしたところ、来社した営業の方は「いやあ、どうも2年ほど前にお取引があったようなのですが、その後何かございませんか?」と言う。先方からすると、当社は完全に休眠顧客だったのだ。

 こちらとしては2年前のことなど記憶になくて、先月のことや数カ月前にカレンダー製作をお願いしたことなど、最近の記憶しかない。しかしいずれもその営業担当者はご存じなくて、それを説明してあげることとなった。

 いかにも取引履歴が残っていそうな業態であるうえに、キャリアを積んでそうな営業の方が来られたので、何か新しい提案があるのかと思いきや、あまりにも取引の履歴や経緯を知らないので、こちらからすると驚きであった。

 さらにもう1つ。大手のオフィス機器会社のサービスの方が来られたときに、こちらから少し相談したいことがあったので聞いてみたところ、その場では答えをもらえなかった。サービスの方からは「後ほど営業から連絡させます」との回答をいただいた。

 ところが、待てど暮らせど連絡がない。すっかりあてに…

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