* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第4回 物流イノベーション
特別講演3「SGホールディングスグループDX戦略 ~経営のステージに合わせて続く、飽くなき創造と挑戦~」
開催日:2023年12月5日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
佐川急便を中核とするSGホールディングスグループは、事業成長に伴い次々と生じる経営課題に対し、デジタルの力でアプローチしてきました。同グループの取り組みについて解説するのは、執行役員でDX戦略担当を務める谷口友彦氏です。
荷物追跡サービスやEC対応の代引きサービスなど、業界を先駆けさまざまなシステムを開発してきたSGホールディングスグループ。荷物量が増加を続ける中、大きな経営課題としてあらわれたITコスト増加という問題を、テクノロジーを駆使した独自の取り組みで解消してきました。
また、現在では「2027年問題」が叫ばれ、労働力減少が大きな課題となっています。「荷物量増のビジネスチャンスと労働者不足のギャップを、テクノロジーで解決する」と話す谷口氏。同グループが描く、物流業界全体を見据えたソリューション戦略とはどのようなものなのか。本講演から、物流DXの最前線が見えてきます。
【TOPICS】
- SGホールディングスグループのDX・IT戦略の歩み
- 荷物量増加に伴うITコスト増をどのように抑えたか
- ビッグデータを活用し、荷物1個の「原価」を見える化
- 「2027年問題」が叫ばれる今、人手不足にどう向き合うか
- 企画・開発をスピードアップするアジャイル開発
- AIを活用した荷受け・配送の効率化でBPRを推進
- 世の中にないものは独自に開発するR&Dの取り組み
- 物流業界全体をターゲットにしたソリューション戦略
- DX戦略に必要な風土改革とは