* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第10回 マーケティング&セールスイノベーションフォーラム
基調講演「DX環境下におけるBtoB企業のマーケティングを考える」
開催日:2023年9月22日(金)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
グローバル市場において技術力で優位に立つ日本のBtoB企業は数多く存在するものの、この半世紀の間、国内企業の営業利益率は右肩下がりの傾向が続いています。原因の一つにマーケティング戦略上の問題を挙げ、「顧客の支払い意思額が低下し、製品に高い価値が付けられていない」と語るのは、慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授の余田拓郎氏です。
余田氏は、マーケティングの目標・ターゲット設定を十分に検討した上で、人的販売中心の「プッシュ型」と非対面の「プル型」のバランスを取ったプロモーションを展開すべきと提言。コスト・製品・コンセプトなどの面から、BtoBの競争力強化に最適なアプローチを解説します。
DX環境下においてはインサイドセールスとフィールドセールスをどのように連動させるべきか。また、顧客満足経営に深く関わる「アベイラビリティ」に基づいた戦略構築とは。日本再興の鍵となり得るBtoB企業のマーケティングの在り方を考えます。
【TOPICS】
- 日本のBtoB企業が抱える課題とは
- マーケティングの可能性とフレームワーク
- プロモーションの転換
- デジタル環境下における顧客コミュニケーション
- 収益性とリスクテイク
- 誰がコンセプトを決めるのか
- DX環境下におけるマーケティングの深化に向けて
- シームレス化とオムニチャネル化
- リスクテイクできる経営者に