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* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第5回 戦略人事フォーラム
基調講演「人で勝つ」

開催日:2023年9月14日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 日本の人事を「不思議の人事」と称し、日本企業の人事が抱える課題は「人事が戦略ではなく『文化』になってしまったことである」と語るのは、people first代表取締役の八木洋介氏です。

 企業においては、経営戦略を実現するためにメリハリを付けて人事戦略を実現すること、すなわち戦略人事が重要だとする八木氏。戦略人事を阻む要因として、メンバーシップ型、バルク型人事などの言葉に象徴される、高度経済成長期から変わらない「日本的人事」の問題点を明らかにしていきます。

 一方で、現在、「人的資本経営」「多様性」「ジョブ型」「キャリア自立」「Well-being」など、新しい時代の人事や働き方を目指すさまざまなキーワードが生まれています。企業の経営や人事は、これらにどのように向き合うべきなのか。そして、この時代に「人で勝つ」人事の姿とは具体的にどのようなものなのか。戦略人事の第一人者、八木氏が解説します。

【TOPICS】

  • 戦略人事と人事戦略の違いとは
  • 人事戦略がカバーしている10個の項目
  • 日本の人事の戦略的課題
  • 「人的資本」と「人的資源」は何が違うのか
  • 「経営戦略と人事戦略の連動」をどう捉えるか
  • 人事情報の開示で大切なポイントと「指標化のわな(わな)」
  • 「ジョブ型」という型はない――「適所適材」の人事がもたらすパラダイムシフト
  • キャリア自立に取り組むなら、それを受け止める仕組みを
  • Well-being経営とは、「Well-being」と「Well-doing」のサイクルを回すこと
  • 「人で勝つ」人事の姿とは
  • 人事を「文化」から戦略へ