* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第2回 DX人材フォーラム
特別講演1「現場発の取り組みから人材を発掘し、ビジネスとデジタルをつなぐトランスレーター人材へ」
開催日:2023年6月27日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
世界的なDXの潮流の中、多くの企業にとって、デジタル人材の発掘や育成は大きな課題となっています。ヤンマーホールディングス 取締役 CDOの奥山博史氏は、「現在も試行錯誤の途中である」とした上で、同グループのデジタル人材の発掘、組織化、育成の取り組みを紹介します。
デジタル化によって新たな顧客価値を創出するためには、最前線の「現場」にいる従業員が非常に重要であると語る奥山氏。各事業部等に存在するデジタルに関心の高い従業員を「DXキーマン」とみなし、ビジネスサイドとデータサイエンティストの双方の意思疎通支援を行いながら成果創出を推進する「トランスレータ―人材」として育成する独自の取り組みを紹介します。
「トランスレータ―人材」はいかにして育成するか。DXキーマンを中心とする取り組みをいかに横展開し、全社DXの成功につなげるか。同グループの試行錯誤から得られた知見を、奥山氏が惜しみなく伝えます。
【TOPICS】
- ヤンマーのミッション・ブランドステートメントと「新しい豊かさ」を目指す4つの事業活動
- ヤンマーグループの6つの中期戦略課題とデジタル戦略の概要
- DXで求められる3種類のデジタル人材とは
- DX実現の鍵を握る「トランスレータ―人材」とは何か
- 「トランスレータ―人材」をどう育成するか
- まずはDXキーマンを優先的に育成、集中サポートすべき理由
- (まとめ)さまざまなレバーを組み合わせ、企業文化の変革とDXを実現する